外国語ボランティアネットワークでは、現在10のユニットに分かれて以下のような活動を行っています。

観光・日本文化

観光や学会、勉学のために札幌を訪れている外国の方や、札幌に住んでいる外国の方に、日本文化や札幌の街を紹介しています。
たとえば、ゆかたを着付けて一緒に街を歩いたり、紅葉を見に行ったり、かんじきやスノーシューを楽しんだり、「ひな祭り」で日本の曲を演奏したりしています。
ユニットの活動の様子は、ブログをご覧ください。
また、これらの活動の事前準備をするため、毎月第3火曜午前に定例会を行なっています。

多文化とつながる(SKY&LINK)

留学生とそのご家族や外国籍市民が快適な生活を送り、市民との交流が促進できるよう活動しています。
SKYオープンセミナー:留学生や外国籍市民が母国を紹介し、市民と交流して相互理解を深めています。
日本紹介:文化や伝統行事などの体験型イベントを行い、日本を身近に感じて頂いています。
お買い物案内:スーパーマーケットで商品説明や選び方の助言などを行い、買い物をお手伝いしています。
子育てサロンプロジェクト:子育てサロンにて職員の説明の通訳、日本人親子との交流の橋渡しなど、外国籍親子のサロンの活用を支援します。

シティガイド2

昨年度までの経験から、今年度は「北大キャンパスガイド」を中心とする活動になりました。北大ガイドは4月27日(土)~11月4日(月)まで行います。キャンパス内のコースを外国語(orやさしい日本語)で90分同行してガイドをしています。予約もとっていますが、基本は「待ち受け形式」でボランティアガイドがお声掛けをしてガイド活動を成立させて行っています。研修も行っています。

広報のためのFacebook:【北大キャンパスガイド】は、北大の風景やガイド情報、【シティガイド2ユニット】は、札幌の風景や生活情報を投稿しています。

時計台

5月~12月および雪まつり期間中、札幌のシンボルである札幌市時計台の館内にて、国内外からの来館者に時計台の歴史や魅力をお伝えしています。観光客のみならず、市民や子どもたちにも時計台の歴史的価値を知っていただくきっかけとなる大変やりがいのある活動であり、年齢や経験も様々なメンバーがそれぞれの個性を生かしたスタイルで楽しんでいます。

雪まつりガイド運営委員会

雪まつりガイド運営委員会(雪まつり)

毎年、国内外から250万人以上が訪れる“さっぽろ雪まつり”は、子供から大人まで多くの人に夢と感動を与える世界的なイベントです。外国から訪れる観光客を“おもてなしの心”で迎え、言葉の抵抗なく雪まつりを楽しんでいただくため、期間中に延べ120人の会員が多言語で活動しています。大通り会場、つどーむ会場での観光案内活動を通し、催し全般の案内のほか、札幌の魅力も紹介しています。
雪まつりガイド運営委員会は、さっぽろ雪まつりガイド活動の企画・準備・運営のすべてを自ら行い、活動全般を支えるユニットです。

中国語



中国語ユニットでは、ボランティア活動のための中国語能力の向上を自主活動のテーマに据え、札幌の魅力を中国語で紹介する実践ガイドの練習を行っています。コロナ禍を経て、中国本土からの観光客も少しずつ戻りつつあり、台湾や香港など中華圏からの来客も増えてきていることから、中国語を話すボランティア活動のニーズも高まりつつあります。ぜひ楽しみながら一緒に始めてみませんか。

韓国語

私たちは「韓国語を通じて交流したい」「札幌を訪れる韓国の方に楽しい思い出を作ってもらいたい」など様々な思いをいだいて活動しています。
2022年1月にブログを開設しました。札幌での生活や観光地の紹介記事を韓国語と日本語で掲載して、札幌に住んでいる韓国人やこれから札幌に住む予定の韓国人、今後観光で札幌を訪れたいと考えている韓国人に対して、情報発信をしています。
毎月の定例会(第2木曜日午後3時~5時)では、交流員の指導のもと、ブログ記事の作成や会話練習をしています。それらを生かして、時計台や雪まつりの観光案内所での活動などにも参加しています。

ロシア語「ミーシュカ」

ブログ”мишка_Саппоро” (ミーシュカ サッポロ)で、主に札幌と北海道の情報を発信しています。また、隔月第2金曜日にオンラインで「定例会」を行い、姉妹都市ノボシビルスクの国際交流員の方にもロシア語の指導をかねて、参加していただいています。

ドイツ語ワークショップ

2007年からドイツ語ブログで札幌情報を発信しています。 月に一度の例会で、メンバーが持ち寄ったドイツ語ブログの原稿を ドイツ国際 交流員さんが添削してくださいます。時には交流員さ んもご存じない日本語表現もあり、お互いにとても勉強になりま す。メンバー募集中ですので興味ある方はご連絡ください。

ロマンス語

ロマンス語ユニットにはラテン語から派生したイタリア語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語での登録メンバーが集まり、派遣ボランティアに役立てるため各言語ごとに定期的に話す機会を設け、また全体としてはメンバーの旅行の時や留学した時のお話を聞いたり、言語を超えた勉強会を開くなどしています。
どれも日本では英語ほどなじみのある言語ではありませんが、同じ言語を話す仲間同士で集まることで、互いにスキルアップを図っています。